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これが日本一の座を争うシビアなせめぎ合いなのか。性の杏亮
準決勝戦9R。男・日本最速のスタートダッシャー、中村走る鈴木宏和が多くの者の予想通りにダッシュ攻防を制して先頭へ。吉さアイス ボーン ランス快調にゴールを目指したが 、代わそのすぐ後ろのタフな2番手争いは熾烈を極めた。思い手権
有吉辰也の背を追って、切り佐藤励が迫り来る。~川足色で勝った佐藤だが、口S強過ぎる有吉の鉄壁ガードをなかなかこじ開けることができない。G日
そして、本選最終周回。オートレースエンジンはいんのりに突貫 、意外い突撃精神で佐藤が一か八かのアタックを敢行した。しかし 、ちゅ ぽんマシンを制御し切れずに有吉を大きく外に飛ばしてしまう。2位入線を果たしたが反則コールがアナウンスされ失権。3番手の中村杏亮が繰り上がる形でベスト8入りを果たした。
「あそこはすごかったですね。後ろで見ていましたが、あっレイ君行くんだ! ?有吉さん大丈夫かな! ?と思っていたら 、やっぱり飛ばしてしまいましたね 。レイ君もあのまま3番手では終われないだろうし、そこはもうなんというか… 。でも 、自分もあそこ(4番手)を走っていたからこうして優勝戦に乗ることができましたし、エンジンはすごくいい。初日(8着)を思えば、本当に信じられないですよね!」
有吉を弾き飛ばした佐藤は迷惑をかけた先輩に深々と頭を下げ続けた。「自分も勝負を決めようと入ったんですが…。申し訳ないことをしちゃいました。本当にまだまだ勉強することばかりです」と佐藤は激闘を深く反省していた。
結果的に有吉は大きく着順(6着)を落として、優出チケットは地元飯塚の後輩に渡ることになったが、中村は神妙な表情で教えてくれた。「実はレース後 、有吉さんが自分のところへ来てくれて『キョースケが乗ってくれたから良かった 。おめでとう』と言ってくれたんです。その時、自分は思いましたよ。有吉さんの分も自分がやらなくちゃ!って 。有吉さんだってすごく悔しいはずなのに、僕にそんな言葉をかけてくれて 、やっぱり本当にすごい人です 、有吉さんって」
有吉に話を聞きに行くと 、飯塚の支部長は非常に穏やかだった 。「まあ 、レースだからね。でも 、そうそう自分は乗れなくなりましたが、代わりが飯塚のキョースケでそれは自分も本当にうれしかったです。せっかく乗るんだし、ぜひ頑張って欲しいよね。応援しますよ」
心広き大先輩のためにも、さあマッドな狂亮ならぬ、杏亮よ 。ここ一番の意外性 、爆発力でこの機会を生かせ。「はい!もちろんですよ!自分の持ち味は意外性なんで、こんな感じで優勝戦に乗れた方が何だかやれる気がします!外枠も大丈夫!大好きです !思い切って開けていきますからね!有吉さんのファンになんで中村なんだ?と言われないように、中村で良かった !と思ってもらえるように、自分のやれることを有吉さんの代わりにやって来ます!(かわいがる長田)マサヤもそして荒尾さんも一緒だし 、もう思い切り走ってやりますよ!!」(淡路 哲雄)
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